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|各種活動,総会

202312 ISOC-JP 役員選挙

202312 ISOC Japan Chapter 役員候補者 / 202312 Officers Nominees (敬称略・アイウエオ順)

河野 美也

略歴

ソフトウェア開発者としてキャリアをスタートさせる。長年サービスプロバイダ担当エンジニア・アーキテクトとして活動し、現在シスコシステムズジャパンにおいてCTO(最高技術責任者)。2021年11月MPLS Japan Award受賞。2022年4月日本経済新聞「テクノロジストの時代」で紹介される。

抱負

2023年3月、久しぶりにIETFが日本で開催されましたが、その時のレセプションで何人かの重鎮たちが「現代だったらインターネットはつくれなかっただろう」、と口にしていました。この奇跡のようなインターネットを、どう次世代に発展継承できるのか。技術・社会・哲学を、皆で考えたいと思います。

関谷 勇司

略歴

1997年 京都大学総合人間学部卒。2005年 慶應義塾大学政策・メディア研究科 後期博士課程修了。博士 (政策・メディア)。 1999年に米国 USC/ISI にて DNS の研究に従事。2019年より東京大学大学院情報理工学系研究科教授。 次世代ネットワークプロトコルの研究開発とソフトウェアネットワーキング技術、およびサイバーセキュリティに関する研究に従事。 デジタル庁シニアネットワークエンジニア兼務。

抱負

オープンかつグローバルなインターネットを目指して、学生時代からネットワークに関連する研究を行ってきました。 その経験を活かし、グローバルな視点を忘れずに、インターネットの健全な利活用に向けた活動と適切な理解を促す活動を行っていく所存です。 そのためにも、隔絶のない安全なインターネットの実現に向けて、教育活動やセキュリティの確保に取り組んで行きたいと思います。

長谷部 克幸

略歴

日本電信電話株式会社研究企画部門に所属。 1990年代より広域コンピューティングネットワークの研究開発に従事。ネットワークサービスの広域分散ネットワークアーキテクチャを実装するとともにWIDEおよびNICT等で学術研究ネットワーク(NREN)の構築運用と国際連携に従事。国内外商用ネットワークのサービス責任者や政府関連ネットワークの設計構築責任者等を経て、現在はIOWN構想のキーテクノロジーの一つであるCognitive Foundationの研究開発に従事中。国立研究開発法人情報通信研究機構協力研究員、一般社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター常務理事、一般財団法人Web Consortium Asia Pacific評議員

抱負

NRENでの国際連携を通じ、国内外のインターネットコミュニティとインターネットの基盤の確立、健全な発展、維持に取り組んできました。インターネットの社会基盤化に伴い、いままでのインターネットコミュニティ以外の多くのコミュニティとの議論、連携を進め、拡げていく必要があります。ISOCおよびISOC-JPの活動として関連諸団体とも今まで以上に連携し、より効果的にさらに多くの方に積極的に参加いただけるよう貢献できればと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。

松崎 吉伸

略歴

株式会社インターネットイニシアティブ所属。 より良いインターネットのため、国内外のネットワーク運用者コミュニティ (NOG)を中心に、様々なインターネットコミュニティで活動している。

抱負

ISOCは"The Internet Is for Everyone"をビジョンに掲げ、これを実現するため、インターネット黎明期から活動を続けている組織です。日本支部は他国の 支部と共にISOCの活動を支える重要な役割を担っており、その活動は基本的にISOCに準じますが、活動する地域の状況に応じて効果的な方法を選んでいく必要があります。

国内外の関連組織やコミュニティと連携しながら活動を活性化し、日本支部の活動により多くの賛同を得て活動の場を広げ、日本のインターネットにより良い影響を及ぼせるようになればと考えています。

三谷 公美

略歴

Internet Society 日本支部 プログラム委員 (2013 - )、Internet Society 日本支部 オフィサ (2018 - 2021) 、一般社団法人LOCAL 理事 (2008 - )、北海道地域情報セキュリティ連絡会 副会長 (2014 - )、 さくらインターネット株式会社 エバンジェリスト (2016 - )

2016年より、さくらインターネットでのエバンジェリストに就任。 東京と札幌を行き来しながら、双方のコミュニティ活動に励んでいる。 2008年より、一般社団法人LOCALの立ち上げに協力、IT分野において東京と北海道の活動を結ぶことや、学生をはじめ次世代の育成支援を中心に、北海道地域のITコミュニティの活性化をはかる。東京生まれ。二女の母。

抱負

コロナも明けましたので、Chapter の運営をはじめ、Chapter Relationships などのお役に立てることがあると思いました。 地域や国内での経験を持って、ISOC の活動を通して世界に働きかけることができればと思います。どうぞよろしくお願いいたします。


メールで送られた公示及びSurveyMonkeyの候補者氏名「三谷 公実」は正しくは「三谷 公美」です